2021年12月30日木曜日

二子山西岳白壁 あきらめるな 4

あきらめらな

一度諦めていたけども、Wさんに声を掛けてまた戻ってきた。

秩父の最高気温は14℃と暖かかったものの、風速5mと風は強い予報だった。

ユージさんの花火、撮影トライの後に刺激をもらってから本気トライをした。

結果は前回よりも到達点が下がってしまった。
本気トライの時にはチョークバックが風に煽られて真横になってしまい、体も冷えていた。核心前のレスト直後、左足太ももが攣ってしまい、やむなくフォール。

なんとかトップアウトするも、持久力も足りていないのか最後のガバやヌンチャク掴んでる時でさえ落ちそうだった。

暖かいところで登りたいと祠に移動。驚くほど風がない。。ユージさんに勧められてコロッサルにトライ。もともと12cだったものが8aにグレードアップしたものらしい。
ボルト4本と短いながらも出だしが強烈に悪く解決できず。たしかに13bでもいい気がした。
ホールドもユニークで面白かった。

次回は春か、はたまた秋か。

2021年12月19日日曜日

氷川屏風岩 低脂肪



 二子山が寒そうだったので、暖かいと噂の氷川屏風岩へ。


パートナーはイーダマン。最近はニンジャ、たまごを登って絶好調のようだ。ただこの日は御岳の翌日で疲れていた模様。


奥多摩駅のコインパーキングに車を止めて、トポ通り歩いて行くとついた。アプローチが遠いと言われているけど、これぐらいの方が身体が暖まって良い。岩場の上は景色も良くてなお良い。

フィンガーボード後、イクイノシシ11dでアップするも、短いからか強度が高すぎて何度もテンションした。2トライ目で登りアップ完了。

ここのエリアはスケール、乾きやすさ、日当たり、難度的に小川山のゴジラ岩とよく似ている気がした。

途中、身内のKと、剣沢大滝ソロトライをしたというI君も登場。岩場が一気に賑わった。

低脂肪13bにはトップロープが掛かっており、この日はトライする人が3人もいるという事から時間も考えて有り難く借りることにした。正直ランナウトにもビビっていたのでよかった、、のかな。

久しぶりのチャートの岩質にも慣れず、(後で知る一般的なムーブと違うこともあり?)最初は核心ムーブが全くできずに相当に難しく感じた。

それでも2トライ目、トップロープとは思えないほど気合を入れて登ったら一気に進展した。


3トライ目、決めるつもりでリード。暑かったので上裸になったのだが、Kやイーダからデリケートゾーンをいじられる。酷い奴らだが一瞬で切り替えて集中力を見せつけてやった。ただ、集中はしてたんだけどもムーブをちゃんと覚えてなかったのでホールドを間違えたり色々ともたつき、ドパンプ。ランナウトにもびびってテンション。

その後、他の人の核心ムーブを試すもこれはこれで悪く、できなかったので自分のムーブ、マッチから右手出し、細かく保持るで行く事に決めた。


4トライ目、時間的にラストチャンス。気温も下がって寒いなかトライ。核心はいい流れで超えて、上部核心、ここも集中して超える。

最後までも、今までのヨレで危うかったが無事登り切れた。


最近、あきらめるながなかなか登れなくて停滞気味だったのだけどこのルートを決めきれた事が嬉しかったし、自信になった。


今度来る機会があれば隣のメタルフレイム13cだな。また寒い時に。

メタルフレイムを登るK


低脂肪のボルト間隔は確かに遠くて、それでも地面までは落ちない必要最低限、凄く良い位置にあった。ただ万が一外れると致命的な事故になるので、ハンガー側は環付がよかった。トラッドクライミングではこういう事を常に考えて実践しているのに、ボルトルートはこの辺の感覚が甘くなりがちで良くないなと反省。

2021年12月4日土曜日

二子山西岳白壁 あきらめるな3



 この週末は土曜日に二子山、DXさんとあきらめるな。今日で3日目。

あまりに難しいあきらめるなに対して少し気持ちが萎えながらも岩場に向かった。


既にムーブもわかってきているので、壁の温度がいい時間を狙って遅めの集合。

9時半ごろ岩場駐車場についた。

いつものローソク岩でアップ。夫婦キャンドルが混んでいたので、空いていたひっくり返るなを登った。これもアップに向いている気がする。


11時ごろ白壁に行くと、ルートには日がしっかりとあたりいい状態だ。

エッジング最強シューズ、旧ブースティックでやってみることにした。

さらにムーブについても遠いフレーク取り、凹角の別ムーブを試す。

どちらも良さそう。一気に登れる兆しが見えた。上部もほぼ各駅停車、ヌンチャクデッドを交えトップアウト。


2トライ目、まだまだ先は長いと感じていながらも繋げるつもりで気合を入れてトライ。

今まで使っていた9.5mmのロープから8.9mmのロープに変えたことで気合が入った。(このロープでDXさんのフォールを止めた時、あまりの流れっぷりに驚いた。これはグローブなしでは事故るレベル。)

靴変更、ムーブ修正が効き予想以上に省エネ効果を発揮して、スムーズに核心へ。

左トラバース終盤の右手寄せでカチを捉えきれず落ちた。そこで一度休み、一気に終了点まで登った。


正直、繋げのトライでここまで上出来の結果になったのには自分でも驚いている。DXさんには「今までが嘘だったんじゃないかってくらいだ」と言われた。



まだ時間はあったけど、指皮のささくれをヤスリで削り、この日は終わりにした。

来週登るぞ!