7/13 オルマ試登
6:50 テント出発
8:30 登攀開始 1ピッチ目 小峰
9:30 2ピッチ目片野
12:00 歩ける場所まで下降
どんな岩質か、傾斜はどれくらいか全くわからないので、まずは試登。登った後はダブルロープ2本の120m分fixするか、同ルート懸垂で戻ることになる。
fixすると翌日の雨でロープが芯まで濡れるし、アイスラインで登り返すのも嫌だった。かと言って稼いだ高度は残しておきたい。どうするかは現地判断する事にした。
アプローチの途中、太一くんがトランシーバーを忘れた事に気がつき持ってきてもらった。
とりつきは滝右側のスラブ。テラスに0.5を決めて、ジャンケンで買った僕からスタート。乾いているスラブを登りはじめたのでグレード的には簡単だったがまるでプロテクションが取れない。ホールドも顕著なものがなく、スローピーな形状を抑えていく。余裕のあるところでリスにナイフブレードを決めるも全然入らず。ノープロを強いられて、草付きバンドにルートを求めれば良かったと少し後悔する。
内容は本当に簡単なんだけど、万が一を考えると怖い。
草付きバンドに入り灌木にスリング 、右の支流滝を横断する。バガブー とカムを使う。水量は僅かだが、頭上から降ってくるのでフードを被らなければならなかった。
右手のブッシュ帯に移りピッチを切る。50mくらいか。
2ピッチ目は太一くんリード。まず最初に、果敢にも左のスラブ帯へ。70°くらいに立っていたが、あまりにもプロテクション、ホールドがないので戻る。真上の大フレーク状チムニーに入らないか見てもらうも、出口がスラブで行けるかわからないと却下。右のブッシュを登っていく事に。
45mほどロープが出ただろうか。ビレイ解除のコール。本来だったら余端を手繰ってもらうが、fixして加工することを考えてそのままfixしてもらった。
とりあえず荷物を担いでユマール。大フレーク右のブッシュは傾斜が強く大変。その後バンド状のトラバースを2回交えて灌木で作られたビレイ点へ。
登ったラインは右上だが、懸垂すると小滝を降りる事になるのでロープの長さに気を遣って降りる。大フレーク横の被った凹角に差し掛かった時、アイスラインが一気に伸びてひっくり返り、頭が下になった。その拍子に背中が岩にぶつかり痛かった。気をつけなければ。
2人目の太一くんに途中途中結び目を作ってもらい降りた。
テントに戻ってもまだ昼だったので、暇つぶしに焚き火。こっちの木はなかなか火がつかないし、ついてもイマイチ強くならない。
濡れたウエットなどを乾かし、一気に沢登りの感じになってきた。
18時前にアルファ米と太一くんが作ったスープで夕食。
次の日は停滞ということもあり、基本的に暇なのでKindleを読むなどして過ごした。
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